ラベンダーに限らず、世の中にはたくさんの花が咲いています。
ラベンダーにもいろんな種類があるんです。
代表的なグループでは5つに分けられます。。
アングスティフォリア系

これは英語で「イングリッシュラベンダー」「トゥルー」「コモン」などと呼ばれています。一般的に知られているラベンダーはこの種ですね。
花の色は薄紫、濃紫、ピンク、白など・・・。
耐寒性は優れていますが、高温多湿な夏が苦手。夏も爽やかな北海道にこの種が多いのはそのためですね。花後には受粉がうまくできれば、種ができることも・・・。

仲間♪
ヒッドコート、ナナ・アルバ、おかむらさき、ココナッツピンク、マンステッドなど
ラバンディン系

スパイクラベンダーとアングスティフォリア系を交配させて生まれました。
この系統のラベンダーは成長が早く、花穂も大きく、花の色も綺麗です。

こちらは種が出来ませんので、挿し木で増やしましょう!

仲間♪
グロッソ、スーパーセビリアンブルー、アルバなどが代表的
ストエカス系
(または「フレンチラベンダー」とも呼ばれています。)

わかりやすいのがこれ.。これもラベンダーなの?って思われますよね〜。
丸みのある花穂の先端には、ウサギの耳のような苞葉とよばれるものがついています。
種は花後に花穂にできます。⇒結構出来やすいですね。耐暑性は強いです。耐寒性は-5℃くらいまでと言われています。

仲間♪
キューレッド、エンゼル、ラビットイヤーズイエロー、アボンビューなど
プテロストエカス系

これもラベンダー???って思うかな?
鳥の羽のような綺麗な花が咲きます。四季咲き性が強く、結構花が咲いています。
ただ、寒さに弱いので、冬の間はお家の中か、軒下など置く方がいいようです。
これも花後、受粉がうまくできていれば種ができるそうです。挿し木ができます。

仲間♪
ピナータ(レース)、ブライダルレース(白)、ティンカーベルなど
デンタータ系

ラテン語で「歯のような」と言う意味で、この葉っぱを見るとわかるように、歯のように
ギザギザした切込みがあるのです。薄紫色の苞葉があるのが特徴。
花の色がちょっと変わったりするこのラベンダー。
他のラベに比べると結構育てやすいような気がします。
増やし方は挿し木。結構発根率がいいです

仲間♪
デンタータ、リンダ・リゴン